神刀流

神刀流 総本部神刀流・剣武・日比野雷風・居合道
日比野雷風の創始による剣武道の紹介

神刀流の皆様へ

 本年1月に中国で発生したコロナウイルスは、燎原の火の如く瞬く間に全世界に拡散しました。日本でも非常に多くの方が感染し、3月には、臨時休校宣言、緊急事態宣言が発せられ、Stay Home、活動自粛の処置、5月には緊急事態宣言の5月末までの延長がなされ、皆様には日常生活、そして、練習や発表会の自粛制限で、大変苦労されていることと思います。
 この苦難な時こそと思い、開祖日比野雷風の語録から以下の言葉を皆様にお送りしたいと思います。
 今一度、この言葉をかみしめて頑張ろうではありませんか。

「天地雷鳴なれど、毅然として平常心にて日常生活を為すなり」 雷風語録

 開祖日比野雷風が生きられた時代を考えますと、歴史的な出来事としては、明治維新、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦を経験し、感染症の流行においても、コレラ、結核、マラリア、スペイン風邪と多くの危機を乗り越えてきています。
 その中で、神刀流の精神は、覚悟をもって日々の日常生活を大切に淡々と行うことが修行だと、また、神刀流の修行こそが日常生活の中にあると説いています。
 晴耕雨読、天気の日は労働をし、雨の日は勉学に励む、状況に惑わされることなく臨機応変に実行できる道を只々歩め。

 雷風語録をかみしめ、出口の見え始めた今日の日々を、希望を持ってしっかりと歩みましょう。

令和2年5月9日
 神刀流総本部 宗家 日比野 正晴 記す。 

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